相続登記の事例

相続による名義変更の事例

ご相談者様のお父様が2019年の6月に亡くなり、自宅のマンションの名義変更と、銀行の預金の解約のご依頼がありました。

ご相談者様は、平日は仕事で役所には行けず、もう一人のご兄弟は遠方に住んでいるため、どちらも手続きが進められないというご相談でした。

解決方法

司法書士は、相続手続きの専門家です。マンションの名義変更のみならず、金融機関の預貯金の解約も相続人に代わり、手続きを進めることができます。

手続きのながれ

まずは司法書士が戸籍謄本関係の書類をすべて集めます。これは被相続人(亡くなられた方)の相続関係を確認するためです。

戸籍謄本がすべて揃ったら、金融機関に相続が発生した旨の連絡をし、残高証明書等を請求します。その際に、相続人が把握している以外の口座がないかどうかも調査します。

すべての財産の調査が終わり次第、遺産分割協議書の作成に取り掛かります。
なお、作成の間に、相続人全員に印鑑証明書をご準備いただきます。遺産分割協議書が出来次第、相続人全員に署名捺印をいただきます。

署名捺印後、マンションの名義変更は管轄の法務局に、預貯金の解約はそれぞれの金融機関に書類を提出し、手続きはすべて完了となります。

今回の場合、亡くなられてから約3ヶ月しか経過していませんでしたので、戸籍謄本関係の書類はすべて揃い、特別な書類の準備はいりませんでした。

通常の相続手続きの場合、相続人のみなさまにやっていただくことは、「印鑑証明書を準備する」「遺産分割協議などに署名捺印する」の2つになります。

司法書士に依頼すれば、やらなければならないことはたった2つになります。少しでも相続の手続きでわからないことがありましたら、まずは当事務所までお問い合わせください。

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